[U]正統派「ポモドーロ・テクニック」は厳しすぎる?~失速防止は可能か?


いつも3ポモドーロ目で「休憩入れちゃおうかな……」と日和ってしまう大越です。

というワケでポモドーロ・テクニックのお話。

正統派、というか、元々提唱されているポモドーロ・テクニックでは、

  • 25分間タスクに集中する
  • 5分間の休憩を入れる
  • 4ポモドーロごと(2時間ごと)に30分ほどの休憩を入れる

というパターンになっています。

これが実は、生理学的にちょいとムリがあるかもしれない、というお話。


60~90分経ったら休憩するべき?

Inc.comの記事から。

7 Things Highly Productive People Do
(「生産性が高い人がやっている7つのこと)

この7つめに、以下の記述があります。

Work in 60 to 90 minute intervals. Your brain uses up more glucose than any other bodily activity. Typically you will have spent most of it after 60-90 minutes. (That’s why you feel so burned out after super long meetings.)
(大越訳: 60~90分働いたら休憩を。脳は、他の身体的活動より多くのブドウ糖を使います。通常、(ブドウ糖は)60~90分でほとんど消費されてしまいます。(長すぎる会議の後に燃え尽きた感覚になるのはこのせいです))

 

まぁ、血中のブドウ糖が消費されれば肝臓などから供給されるので、カラダの中のブドウ糖を使い果たしてしまう、ということはありません。
そういう意味ではこの記述は正しくない、と言えます。

ただ、脳がブドウ糖を大食いする、というのは事実でして、人体が消費するブドウ糖の約半分は脳が使っているんだとか。
作業を集中してやっているときにいきなり「ブドウ糖不足」に陥ってアタマが回らなくなる、というのは誰しも結構経験してるのでは?


ポモドーロ・テクニックは「ブドウ糖を補給しながら」が正解?

ポモドーロ・テクニックで90分目に当たる3ポモドーロあたりでアタマが回らなくなる、というのは個人的によく経験しています。
4ポモドーロ目までやりきった後はかなりヘトヘトになったりします(まさに「燃え尽きた」感覚)。

これが(脳内の)ブドウ糖不足によるものだとすると、休憩を挟みつつも2時間集中を維持する、というポモドーロ・テクニックは、(それだけでは)人間の生理的に結構キビシイ手法、ということになります。

もしかすると、5分間の休憩の際にブドウ糖を少しずつ補給することで、「3ポモドーロ目の失速」を回避できるかもしれません。
ポモドーロ・テクニックで集中を高めて作業をすると、脳のブドウ糖消費も激しくなるはずなので、それを積極的に補ってやれば「失速」のタイミングを遅らせることができそうです。

とは言え、高い血糖値はいろいろと弊害も生みますから、気を付ける必要はありますが。

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