2008, 6月 の記事
はたらきたい。
ほぼ日刊イトイ新聞 糸井重里


「ほぼ日の就職論」と銘打ってあるが、いわゆる「就職」にはあまり役立たないと思われる。人材紹介事業をやってる人や組織マネジメント論の研究者も出てくるけど、具体的なハウツーが語られるワケではないし。
ただ、「就職するため」にはあまり役立たないが、「就職した後でどのようにはたらいていくべきか」を考える上では、非常に多くのヒントを与えてくれる一冊だ。
太古の昔であれば、「なぜ働くのか」なんてのは愚問中の愚問だったはずである。
働かなければ食えないワケで、つまりは「はたらく」のは「生き残るため」だったのだから。
少なくとも現代の日本では、「食っていく」ことだけが「はたらく」理由ではないだろう。
たとえそれこそ「食っていくだけで精一杯」な状態にいるような人であっても、「そうではない状況」を想像するのでなければ、働き続けることがきわめて厳しい苦行になってしまうんじゃないだろうか。
「食っていくため」以外の 「はたらくことの意義」は、かつては社会が与えてくれていた。
たとえば、戦後から高度成長期にかけての日本では、働くことで自分が豊かになり、ひいては社会が進歩していくことが実感できたのだろう。だからこそ、その時代のノスタルジアに浸れる「プロジェクトX」のような番組がヒットしたりもするワケだ。
おそらくそれはそれで幸せな時代だったのだは思うが、少なくとも現時点での私には、「はたらくことの意義」を外から与えてもらうのではなく、自分自身で選び取れる今の方が幸せだと感じられる。
社会からの借り物ではない「はたらくことの意義」を自分自身の手で見つけ出すことは、正直そんなに簡単なことじゃない。
だが、ヒントはそこかしこに転がっている。
たとえばこの本のように。
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2008-06-29 11:17 pm | Backstage/ 書評 | No Comments »
24時間でのダウンロード件数でギネスブック掲載を狙う、とか何とかで、そこかしこで盛り上がったFirefox 3。
ウチでも2からバージョンアップ。
Firefoxの場合、使っているアドオンが新しいバージョンに対応しているかどうかがバージョンアップの可否を判断する上で重要になるんだけど、ネット上の情報を見る限りウチで使っているモノについては概ね問題がなさそう(元々、それほどたくさんのアドオンは入れていないし)なので、移行することに。
一時接続しにくい状態になったと伝えられていたダウンロードも、時間帯が良かったのか全く問題なく終了。インストールもマイナーバージョンアップと同じように簡単に終了。
Tab Mix Plusがまだ正式対応していないので、Web上の情報を頼りに開発版をインストール。
これまたバージョン3に対応していないAllinOneGestureは、FireGesturesに乗り換え。
後は細かい表示関係を好みに合わせて調整。
で、使ってみた感想。
以前の記事でFirefox 2をできるだけ軽く動作させるための調整を紹介したが、新しくなったFirefox 3は2よりも明らかに動作が軽快になっている。
ともかく、ページを開くのが速い。
特に、2で長時間かかっていたものほど大きく改善されている気がする。
たとえば、WordPressで作っているこのサイトの投稿画面だが、編集途中で保存しようとするとえらく待たされていたのが、Firefox 3だとほんの一呼吸待つだけで編集に戻れる。
タスクマネージャで見てみると、使用しているメモリ量は少なくなっているし、2のときのように「何もしないのにメモリ使用量が徐々に増加していく」という現象もない。
いやぁ、快適快適。
このサイトのアクセス解析では、Firefox系の比率が少しずつ増加しているものの、やはりIE系がまだ80%以上を占めている。
でも、Firefox3は「IE7より速い」らしいので、IEの寡占状態がいつまで続くか、ちょっとした見物である。
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2008-06-22 06:41 pm | Bookshelf/ Webサイト・ツール | 1 Comment »
Viva!中級韓国語
金 珍娥


韓国語は「構造の上で最も日本語に似ている言語」 と言われる。
確かに、日本語と韓国語では文の構造は「うり二つ」と言っていいくらいに似ている。
ほとんどの場合、個々の単語を逐一置き換えるいわゆる「逐語訳」で必要十分な意思疎通が可能になる。
だが、旅行会話程度のところから簡単な日常会話(天気の話とか、昨日何をしたとか)のレベルあたりに進んでくると、そこから先へどうも進みにくくなってくる。
原因は、おそらく韓国語の文法にあると思う。
たとえば英語であれば、文法書の目次は名詞・動詞・前置詞・形容詞・副詞・代名詞・助動詞などなどのいわゆる「単元」ごとに整理されている。
これは、とりもなおさず、英語ではこれらの品詞が文法的機能を分担していることを示している。
動詞は動作などを表すと同時に、活用や助動詞との組み合わせによって時制(過去・完了など)を表す。
助動詞は意志・可能・使役・義務その他を表す。
代名詞は、本来の「名詞に代わる」ものだけでなく、関係代名詞という修飾に関わる役割を果たすものもある……、といった具合。
(細かくはもっとたくさんあるんだけど省略)
一方韓国語では、「用言の語尾」と「助詞」が文法機能の大半を担っている(
これは日本語も同様)。
特に「用言(動詞・形容詞・形容動詞)の語尾」。
たとえば、(日本語と韓国語ではほぼ事情が同じなので日本語の例を示すが)「食べる」という基本形の語尾を変化させるだけで、食べたい(意志)・食べた(過去)・食べろ(命令)・食べれば(条件)etc.とさまざまな意味を表現することができる。おまけにこれらの語尾変化は、「食べたければ(意志+条件)」のように複合して使われることも多い。
だから、韓国語や日本語の場合には、英語などの言語のように「単元ごとに攻略して文法を学んでいく」という方法が採りにくい。
と言うか、そもそも文法の学習書がそういう方法を想定した構成になっていない(することができない)のだ。
この本では、「勧誘」「提案」「推量」「伝聞」など、「伝えたい内容」に沿って文法事項を整理してある。
いわゆる「文法」に特化した学習書ではないが、韓国語や日本語のような文法構造を持つ言語の場合、全体像を整理しながら理解していくにはこの方向からのアプローチがきわめて有効だと感じた。
しっかりした文法書とセットで再読・三読していくと、かなり効果的だろう。
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翻訳 韓国語 文法 日本語
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2008-06-07 10:56 am | Bookshelf/ 語学書 | No Comments »