いつもは月に1度、まとめて読んだ本を紹介することにしているのですが、この1冊についてはひとつエントリを立てます。
絶対おすすめの1冊。
おしゃべりなひろしま手みやげ(発行:本分社)
一文字 弥太郎 岡 佳奈
帯にもあるのですが、いわゆる「おみやげガイド本」ではありません。
ガイド本にしては、商品や製造・販売元の情報が少なくて不親切です(必要十分な情報は掲載されていますが)。
しかし、書かれている文章からは、取材対象の商品とそれにたずさわる人への敬意と愛がひしひしと感じられます。
何というか、商品とそれを作っている/売っている人、買って贈る人、贈られる人、すべてに向けたラブレター集、といったところでしょうか。
あと、ブランディングやマーケティング、というか「商い」全般についてのヒントも詰まっています。
(私は割とそっちの観点から読みました)
広島人ならずとも楽しめます。
Amazonのリンクを貼っていますが、できれば書店で手にとってみることをおすすめします。