[U] ゼロから「使える英語」をモノにする(4)〜「言葉の仕組み」を学び方から考える

外国語を学ぼうと思ったら、その言葉のしくみ、つまりは「文法」を学ぶ必要が多かれ少なかれある。

だが、文法学習は結構な嫌われ者である。
私自身も、本腰を入れることができたのは自分をずいぶんと追い込んでからだった。

これは多分、「文法は複雑でわかりにくい」という印象のせいだろう。
確かに単純なものではないのだが、「わかりにくい」のは多分、学習者じゃなく教える側・教材に問題がある。

仕組みをきちんと解剖して、順序だてて理解していけば、コミュニケーションに必要なレベルの文法知識の習得は、それほど高いハードルではない。

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[U] ゼロから「使える英語」をモノにする(3)〜実際のところの「中学校卒業レベル」とは

「中学校卒業レベルの英語の完全制覇」が最初に目指すべき山、と書いたが、これが
実際にどのあたりのレベルになるのか、ちょっと詳しく見てみよう。

中学校卒業までに習得する基本的な文法事項

中学校では、基本的な文法事項としてはだいたい以下がカバーされている。

  • 基本5文型
  • 重文
  • 動詞の人称変化
  • 基本的な時制(詳しくは後述)
  • (関係代名詞を使った)複文
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[U] 読書記録 2019年7月

今月は比較的軽めのものが多く6冊。

エスペラント―異端の言語 (岩波新書)
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[U] ゼロから「使える英語」をモノにする(2)〜「中学英語だけでこんなに話せる!」は本当か?

「英語が使える」と言えるのは、どのレベルから?

どのあたりまでの能力を身につければ、コミュニケーションの道具としてその言葉を「使える」ようになったと言えるのか。
まず「目指すべき状態」はどのあたりなのかを探っていこう。

日本の英語教育の場合で言うと、実はコミュニケーションに必要な文法知識の枠組は、中学校卒業レベルでほぼ網羅されている。
基本的な枠組は、中学校卒業までに習うことになっている。

語彙力の点でみると、中学校で習う語彙が1000語弱、英検3級(中学校卒業レベル)の出題範囲が約2000語とされている(合格に必要なのが1200~1400語)。

この語彙数で、日常的な会話の75%程度をカバーできるらしい。

基本的な枠組の知識と、全体の75%を把握できる語彙。
これがあれば、何とかそれなりのコミュニケーションができそうな気がしてこないだろうか?

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[U] ゼロから「使える英語」をモノにする(1)〜「英語が使える」とはどういうことか

「英語が使える」といったときに、イメージするのはどういう状態だろうか。

妙に抑揚が強調された感じの英語で将来の夢を語る小学校低学年と思しき女の子?

海外旅行先と思われる場所でちょっとしたトラブルに遭遇し、地元の人に助けてもらってちょこっと英語で言葉を交わす石原さとみ?

記者会見でとつとつと明日のラウンドについて語る石川遼?
(どれも古いCMの例ですまん……)

こういうCMを見て「せめてあの程度には……」と考える人は結構いるんじゃなかろうか。

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