2日続けてボールペンネタです。
前のエントリに書いたように、正直ボールペンは苦手な私。
しかし、ビジネスシーンではほぼオールマイティの筆記具なので、気持ちよく使える1本を探して遍歴を重ねております。
その中で「これはイケるかも……」と思っているモノをご紹介。
カランダッシュの「オフィスライン849」
「書きやすいボールペン」としては定番ですが、元々ボールペンに対する評価が低かった私にとってはまったくノーマークの製品。
さらに価格もちょっと高めなので、しばらく前なら選択肢に上がりませんでしたね。
カランダッシュの芯ホルダー「884」が非常に秀逸だったので、「これならボールペンも」と思ったのが購入するきっかけになりました。
(「884」についてはまた改めてエントリをアップします)
この「849」、カランダッシュの代名詞的存在である「エクリドール」のデザインを踏襲した廉価版、という位置付けて語られることが多い製品です。
しかし、使っているリフィルはまったく同じなので書き味に差はありません。
個人的には、気兼ねなくガシガシ使えそうなスタイルの「849」の方が好み。
短めの六角形ボディが手にフィット
芯ホルダーの「884」と同様に細身の六角形軸ですが、やや短め。
(赤色が「884」)
親指の位置がかなり上にくるクセのある私の持ち方でも、すんなりと手になじみます。
六角形の軸なので、軽い力でもしっかりとペン先をコントロールできます。
ジェットストリームと遜色ない書き味
デフォルトで入っていたリフィルは黒のF(細字)。
書いた線の太さはボール径0.7mmのものと同じくらい。
書いてみると、低粘度インクのジェットストリームなどと比べると、ボールペン特有のインクの粘りを感じます。
ただし書き味はなめらかで、紙質によってはジェットストリームよりも軽く書けることも。
特に安価なリーガルパッドなど表面のザラついた紙の場合には、カランダッシュの粘度のあるインクの方がなめらかに書ける感じがします。
デザイン(手に持った感覚)と書き味のバランスが良く、書いているとこれまでボールペンでは感じたことのなかった快感があります。
これならボールペンが苦手な私でも、ついつい手にとっていろいろと書きたくなりそう。
このカランダッシュのリフィル、筆記可能距離が10000mと、国内メーカーの一般的なボールペンの約10倍となっています。
ホントはさらになめらかな書き味になりそうな太めのリフィルが使いたいんですが、使い切るまでにどれだけかかることやら……。
以上、ぼちぼちボールペン遍歴に終わりが見えてきたかも……、と期待している大越でした。