アイデア出しなどのメモ・文章書きに芯ホルダーを使っている、という記事を以前アップしました。
自分になじむものを求めてちょっとしたコレクター状態になっているんですが、その中でも出番が一番多いのがLAMYの「Scribble(スクリブル)」。芯径3.15mmの芯ホルダーです。
LAMY スクリブル パラジュームコート ペンシル(3.15mm) L185B 〔正規輸入品〕
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「Scribble」とは「走り書き、落書き」の意。
使ってみると、まさに「落書き感覚での走り書き」に最適です。
思わず手に取りたくなるフォルム
特徴的なフォルムと、マットな黒で仕上げられた表面の質感には、特に意味もなく取り上げて何か書いてみたくなる雰囲気があります。
「芯ホルダー」なので基本的には「鉛筆」と同等の筆記具なんですが、何だかちょっとした高級品のたたずまい。
絶妙のバランス
太めの短い紡錘形は、ガシッとつかんでラフに書き飛ばすのに最適です。
どういう持ち方をしても「手のひらの中に重心をとらえている」感じになり、手との一体感があります。
手先でちょこちょこと書くより、大きめのアクションで書いて気分をアゲていくのに良いツールです。
太い芯による安定感
4分割チャックでしっかりホールドされた太い芯は、本体をかなり寝かせた上にかなりの筆圧をかけても折れません。
私がこのScribbleを使うときは、芯を割と長めに出した上に結構寝かせた書き方をするんですが、安定感は抜群です。
難点は替え芯の入手性
3.15mmの芯ホルダーはあまりメジャーではないため、替え芯の選択肢がかなり限られます。
LAMYが出しているこの径の替え芯は4B一択なんですが、海外メーカーの替え芯は同じ硬度表記でも日本のものより硬めなんですよね。
LAMYの場合は日本メーカーの2B~Bあたりの感触・濃さになり、個人的にはちょっと物足りない感じ。
比較的入手しやすいメーカーとしてファーバーカステルがありますが、ここも4Bが日本メーカーの2B相当。
それでもLAMYのものよりは軟らかめで私の好みなので、次はこれを入れようと思っています。
定価の半額程度の実売価格ではありますが、筆記具(しかも鉛筆系)としては若干高めの値段に軽くビビりつつ購入に踏み切りましたが、買って良かったと思った一品です。
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以上、この径の芯ホルダーが日本でもっと普及して欲しいと切に願っている大越でした。