週1回のペースで「家飲み」をしてます。
会社員時代に比べて飲む回数がめっきり減ったこともあり、あまり量を飲めなくなってるのでささやかなものですが。
たいてい、妻とぽつぽつ話をしながらか、本を読みながら飲んでることが多いのですが、心身ともに疲れていた昨日は飲みながら活字を追う気力が残っていない状態でした。
ぼーっと何も考えずに飲んでも悪くはないんですが、何となくお酒の「お伴」が欲しいなぁ、と思い、「活字ではない、酒を飲みながら眺められる何か」はないかと考えてみました。
画集や写真集という選択肢もあるんですが、何というかもっと「無意味なモノ」の方がしっくりくる気分。
で、思い当たったのが事務用品通販のカタログ。
ウチはコクヨが運営している「カウネット」をサービス開始当初から利用しており、結構分厚いカタログが手元にあります。
これが意外なほどに、疲れた気分でのお酒のお供にぴったりでした。
こういう「とりあえず当面は役に立つ見込みのない」情報にダラダラと目を通しながら飲んでいると、イイ感じに無駄な雑念が流れ去っていく感じがします。
カウネットのカタログは「アスクル」のものよりも派手目になっていて、ちょっと新聞の折り込みチラシを髣髴とさせるデザイン。
かといって、いわゆる通販雑誌ほどの過剰な演出はないので心穏やかにページをめくっていくことができます。
掲載されている商品も、いわゆる文具・事務用品だけでなく、店舗・教育関係用品その他も充実していて、内容的にも飽きません。
まぁ、同好の方がそれほどいるとは思いませんが、こんな感じの「毒にも薬にもならない暇つぶし用のコンテンツ」を用意しておくことって、精神衛生的に結構大事なことではなかろうか、とふと思った経験でした。
以上、自分の本棚に「暇つぶし」に適した本が少ないことにちょっと愕然とした大越でした。