クレジットカードの署名は漢字で書くことにしている大越です。
先日、月々の料金の引き落としに使うカードを変更しようとしたら、捺印した書類の返送を求められた、という記事をアップしました。
今日はその後日談、というか続編です。
支払い用カードを変更するための書類は送付したんですが、その後電話がかかってきまして……。
なんでも支払い用のカードを変更するには、前に使っていたカードでの支払いを解約する必要があり、そのための書類が必要、なんだとか。
当初先方から送られてきたのは「カード支払いを開始するための書類」だけだったのでそれを提出したんですよね。
そしたら、「解約のための書類」をまた送るので、記入して返送して欲しい、と。
うぅむ、面倒くせぇ……orz。
実はこれ、ガス(プロパン)会社のお話なんですが、何故こんなことになっちゃってるんでしょうね?
以下、あくまでも推測ですが……。
電気・ガス・水道といったライフラインの場合、基本的に「設備がある場所」でしか使えません。
なので、「使う人」よりも「それを使ってる場所」をまずがっちり管理しておく、というのが伝統的にありそう。
そういえば、諸々の手続きのとき、電気会社は「契約番号」、固定電話(NTT)は「回線ID」を求められることがよくあります。これって「使っている人」よりも「使われている設備・インフラ」の識別が重要、ってことですよね。
そうやって「設備側」を中心に管理しているから、「使う人」の側の支払い手続きが妙にすっきりしない形のままになっているんじゃないでしょうか。
ガス、特に都市ガスではなくプロパンの場合には、電気などと違って中規模程度の販社が分立しているので、古い管理システムを根本的に入れ換えるのはかえって難しい、というようなこともあるのかも。
このあたり、たとえばカード会社が主導して、まとめて面倒をみるようなサービスを構築すると、すっきり解決できたりしそうな気もするんですけどね。