私が使い始めた数年前は「知る人ぞ知る」といった存在だったステッドラーの蛍光ゲルマーカー 「テキストサーファーゲル」。
テレビ番組の文房具特集などで取り上げられて良く知られるようになったせいか、比較的簡単に入手できるようになってきました。
クレヨンのような材質のマーカーで、ヌルヌルとした書き味はクセになります。
インクで着色するのではないため裏抜けもなく、キャップを外したままにしておいても乾いて書けなくなる、ということがないので重宝しています。
これまではイエロー・ピンク・オレンジの暖色系のみのラインアップだった「テキストサーファーゲル」に新色が加わった、という情報が。
情報元は鈴木元貴(@genkiszk) さんのブログ。
テキストサーファーゲルに新色2色が追加! 普通の蛍光ペンにありがちな心配を気にせずに済むスグレモノ!≡
これまでの色のラインアップでは、ちょっと使い道が限られる気がしていたので、外出ついでに買ってきました。
書いて比べてみました。
(写真はすべてクリックで拡大します)
グリーンは「蛍光感」が強い反面薄めの発色なので、写真ではラインが見えにくくなってしまってます。
蛍光感は、イエロー≒グリーン>オレンジ>ピンク≒ブルーといった感じ。
ブルーとピンクは蛍光感がやや弱く、発色も少し控えめ。
オレンジは、蛍光感はイエローより少し弱めですが濃い発色。
グリーンは蛍光感が強い反面、発色はやや控え目。
これまでの3色の中では、蛍光感と色の濃さのバランスからオレンジをメインで使っていたのですが、今回加わったグリーンはこれを上回って私好み。
やたらに主張の強いマーカーのラインは見ていて眼が疲れるので、しっかりと蛍光感がありながら発色はやや薄め、というのが好みなので、このグリーンはまさにうってつけ。
難点は、クレヨン状の材質で先端が丸くなっているので、わりと大雑把な線の引き方でしか使えない、というところ。
まぁ、用途を考えるとそれで十分ですし、その他のメリットの大きさを考えると些細なことですが。
マーカーの類はどれもそれぞれに特徴があるので、どうしても絞りきれずに多くの種類を手元にそろえるようになってしまうのですが、この新色「テキストサーファーゲル」はこれからしっかりとした柱になってくれそうな1本です。