「物欲雑誌」は出来るだけ買わないようにしているはずの大越です。
イラストの雰囲気が好きでTumblrでフォローしているヨシムラ マリ(@coromegane)さんが熱く語っていたため、気になって購入。
日本どころか世界で一番どうかしてるとウワサの文房具ムック
とのことですが、確かにこのムック、「どうかして」ます。
文具系のムックといえば「おしゃれ・渋い・粋・大人・クール」な雰囲気を押し出しているものがフツーです。
この「グッとくる文房具」、そういう「乙にすました」感じのものとは正反対に、まさにマニアックな人がマニアックな人向けに作った雑誌。
紹介されている商品にジョークグッズっぽいものがかなり混じってるのはよくあるパターン。
最近は「遊び心」のある文房具が多数ありますので。
しかし、どう考えても一般的なニーズがかなり少ないと思われる製品まで拾って紹介してあるのを見ると、「この雑誌を作っている人はマトモタダモノではない!」という感が強くなります。
いやぁ、楽しい(笑)。
何というか、ホームセンターの工具コーナーに見たことのない工具がずらりと並んでいるのを見て使うアテもないのに欲しくなってしまったときのテンションの上がり方になります。
まぁ、大人なのでグッとこらえておりますが、rethinkのLim Pen Sleeveあたりのお高い商品ならいざ知らず、文具系って割と価格が低めなので、ついつい手が出てしまいがち。
↓これなんか、「息子に使わせるから」ってな口実で買ってしまいそうです。
あ、誤解のないように付け加えておきますが、実用性も十分の一冊です。
メイン特集の「OKB(お・気に入り・ボールペン)選抜総選挙 結果発表」は48種類のボールペンの比較記事として非常に秀逸で、非常に参考になりました。
貴重な存在の雑誌なので、来年も刊行されるように、是非ともお買い求めくださいまし。