仕事の合間を見つつ、新しいメインマシンへの移行準備をボチボチと進めております。
今日は新マシンにインストールするUbuntuのインストールディスク(ライブDVD)の作成。
市販のLinux/Ubuntu関係の雑誌やムックの付録として付いてくるディスクでは、すでにサポート切れになっている13.04がほとんど。入門書系では12.04 LTSが中心になってます。
次のLTSとなる14.04はRelease Candidateの公開が4月10日なので、今導入するとすれば12.04 LTSか13.10。
悩ましいところですが、とりあえず最新版の13.10で準備をすることに。
ディスクイメージのダウンロード→DVDに焼き込み
「Ubuntu ライブDVD」あたりで検索をかけると、たくさんの情報がヒットします。
ディスクイメージをダウンロードするために「Ubuntu Japanese Team」のサイトへ。
画面上部の「日本語環境」をクリックすると、「日本語環境に必要とされるパッケージ」を収録した「日本語Remix」ディスクイメージのポータルページが開きます。
ここからダウンロードページに移動。
64bit版のISOイメージをダウンロード。
このISOイメージからライブDVDを作成します。
Windows 7以降にはISOイメージからディスクイメージを書き込む機能がデフォルトで組み込まれている(使用方法はこちら)んですが、今回はWindows XPで動いている現在のメインマシンで作業するのでサードパーティのツールを導入。
似たようなソフトはいくつかあるようですが、ImgBurnというツールを使いました。
このツールをインストールすると、右クリックしたときに表示されるコンテクストメニューに「Burn using ImgBurn」という項目が追加されます。
この項目を選択して、あとはツールにおまかせ。
ディスクはできたものの……あれ? 起動しない?
ここまではダウンロード→焼き込みという単なる作業なので簡単に進みます。
問題は、出来上がったディスクからきちんと起動できるか。
ロートルVAIOにUbuntuをインストールしたときにもすんなりとはいかなかったので、念のため確認しておくことに。
(とは言え、まだ実際にインストールするマシンは組んでいないので、ディスクが正常にできているかどうかの確認だけになりますが)
メインマシンのDVDドライブに入れて再起動すると、一応ライブDVDから起動はして、Ubuntuの読み込み中に表示されるスプラッシュ画面が表示されます。
しかし、これが消えた後は、マウスカーソルは表示されるもののそれ以外の画面は真っ暗。
本来であれば、Ubuntuの試用かインストールかを選ぶ画面が表示されるはずなんですが……。
念のため、サブマシン(Thinkpad X201i + USB接続の外付けDVDドライブ)をこのライブDVDで起動してみると、正常に起動できます。
と言うことは、ディスクではなくマシン側の問題、ということ。
ライブDVDが起動ディスクとして機能することはサブマシンで確認できたので、これでOKとしても良かったのですが、気になるのでいろいろと試行錯誤。
何種類かライブDVDを試してみた結果は以下の通り。
- Ubuntu 13.10 日本語Remix 64bit版: 起動できず
- Ubuntu 13.10 日本語Remix 32bit版: 起動できず
- 雑誌(先日の記事で紹介したもの)付録のUbuntu 13.04 日本語Remix: 起動可
- Ubuntu 12.04 LTS 32bit版: 起動可
原因の切り分けまではしていないのでよくわかりませんが、13.10の日本語Remix版との相性(?)が問題なのかも。
BIOSで起動条件を変えればうまくいくのかもしれませんが、このマシンにUbuntuを入れることが最終的な目的ではないため、検証はここまで。
実際にUbuntuを導入する新しいマシンでどうなるかはわかりませんが、日本語Remixでないプレーンなパッケージで13.10をインストールして、後から必要なパッケージを追加する、という方法がよさそうな気がします。