TOEIC 900点への道 ~ラジオ講座活用法

外国語の学習教材という点では、日本はとても恵まれています。
特に英語については、レベル別・目的別に多種多様な参考書や音声教材があって、選ぶのに迷うほどです。

NHKのラジオ講座は、その中でも非常に低コストで、うまく使えばかなりの力になるのですが、その使い方には少々コツが必要です。

NHKのラジオ講座は、特に英語の場合、内容が体系的にはまとめられていません。
英語以外の言語では、シーズンごとに基本的な挨拶から始まって段階的に文法事項を学習していくパターンになっている場合がほとんどですが、英語はレベル別に複数の番組が用意されていることもあって、必ずしもこのようにはなっていません。
文法事項や単語・熟語についても、(テキストの記載を含め)あまり詳しくは説明されていません。
また、全般的にどちらかといえば「会話」に重点が置かれている、というのも特徴のひとつです。

これらの特徴は「ラジオ講座」というフォーマットを考えればごく自然なことであり、それを踏まえて自分の学習にうまく組み込んでいくことが重要です。

ラジオ講座の場合、フォーマットの制約はあるものの、かなり多種多様なテーマが取り上げられ、それについてまとまった量の英文を聴ける/読める、というのが他の教材では得にくい大きなメリットです。

私は、ラジオ講座のこの特徴を「とにかくインプットの量を増やす」ために利用しました。
単語や文法事項については、一応目は通すものの基本的にスルー。かなり割り切った使い方をしました。

主に使ったのは「英語会話」と「やさしいビジネス英語」(番組名は1999~2000年当時)。
番組を録音して、スキット部分でシャドウイングとリプロダクションを繰り返しました。
ただし「完璧にできるまでやる」というところまで追求はしていません。ある程度限られた期間の中で、抵抗なく回転する「英語処理回路」をアタマの中に作ることが目的なので、「質より量」を重視したためです。

このトレーニングで、「英語に対する基礎体力」がかなり強化されたようです。
英語を読み/聴き続けたときに感じる疲労感がかなり小さくなり、試験本番でも集中力が途切れませんでした。

次回は学習方法についての基本的な考え方についてお話します。

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