最近は「腹七分」を心がけている(つもりの)大越です。
数年前から、いくつかの団体に毎月ささやかながら寄付を継続しています。
その団体のひとつがWFP(国連世界食糧計画)なのですが、ここからちょっとしたノベルティ(?)が届きました。
同封されていた手紙によると、「毎月の寄付を新たに始めたか、増額した方への記念品」だそうで。
実は先日、この寄付に使っていたクレジットカードを紛失して再発行したため、前のカードでの寄付について中止の手続きをとり、新たに発行されたカードでの寄付をするように改めて手続きをしたのでした。
なので、厳密には「新たに始めた」訳ではなく、増額もしていないので、これをいただく資格はないはずなのですが……。
まぁ、だからと言って返すのもおかしな話なので、せめてWFPへの支援が大きくなるようなエントリをあげることにします。
WFPが展開している「レッドカップキャンペーン」をモチーフにした根付けです。
「レッドカップキャンペーン」は、食べるために働いていて学校に行けない子どもたちに学校給食を届けることで、栄養状態を改善し教育を受ける機会を用意しよう、というもの。
こういう一面「寄付の見返り」のように見えるノベルティなどを贈ることについては、「そんな余裕があるなら本来の目的に使えや」的な批判があろうことは重々承知しています。
(私も今回、ちらっと思いました)
しかし、こういう団体は問題についての啓発活動も行っているワケで、こういうノベルティはそのための宣材でもあります。
今回のこの根付け、WFPの活動とそれが解決しようとしている問題に対する関心を引くためのツールとしてはよくできていると思いますし、コストパフォーマンスもいいんじゃないでしょうか。
WFPは、活動内容が割と堅実、というか地味なので、あまり話題に上ることがない気がしますが、「お腹を空かせた子どもたちに食べるものを」という「ぐぅの音も出ないほど正しいこと」をやっているところです。
今年亡くなったやなせたかしさんは、自身の作品であるアンパンマンについて、「お腹を空かせた人に食べる物を与えることこそ正義」と語っていましたが、WFPの活動はまさにこの「正義」を地で行くものですね。