[U]パイロットの「スーパーグリップ」にボールペンの原点を見た!

太字筆記具フェチ(あ、言っちゃった……)の大越です。

三菱鉛筆の「ジェットストリーム プライム」にボール径1.0mmのラインアップがあれば買うのに……、という記事を以前書きました。

いつの間にか私の手元には、ジェットストリームのボール径のラインアップがすべてそろっているのですが、今のところボール径1.0mmの3色タイプの使用頻度が高くなっています。

よつばと!」の「とーちゃん」のように、ToDoやメモを書き込んだ付箋紙をモニターに貼り付けているのですが、それの書き込みに使ってます。

これまで特に不満はなかったのですが、先日これに取って代わるかもしれない製品に出会いました。

パイロットの「スーパーグリップ」がそれです。

1.6mmというボール径が太字好きの心をそそります。

お安いので、とりあえず黒と赤を1本ずつ購入して、早速書き比べてみました。
PC040160

書いた線の太さからは、ボール径の数字ほどの差は感じられません。
スーパーグリップの方がやや太いかな、という程度です。

線の色は、黒はジェットストリームがくっきりとした締まった発色なのに対して、スーパーグリップの方はややグレーがかった印象。
赤はスーパーグリップの方が若干暗めになってます。

実際に付箋紙に書き込んで比べてみると、若干ですがスーパーグリップで書いた方が存在感が強いですね。
(上がスーパーグリップ、下がジェットストリーム)
PC040161

書き味は、「低粘度インク以前」を知っている世代なら、「そうそう、『ボールペンで書く』ってこんな感じ」と思うこと、請け合いです。

昨今のゲルインクや低粘度インクの「軟弱」なサラサラ感とは異なり、インクの粘度を感じるネットリとした書き味。
粘度の高いインクをボールで塗り付けていく、というボールペン本来のあり方を再認識させてくれます。

とは言え、ボール径が大きいため、書くときの抵抗感はそれほど大きい訳ではなく、心地良い手応えとして感じられます。

ボール径が大きいため先端が太いので、当然細かい文字を書くのには不向きですが、大きめの文字をしっかりくっきり書きたいときには最適です。

パイロットさん、こいつで3色ボールペンを出してくれませんかねぇ……。

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