ほぼ毎日のように類似の事件(?)が出てくる例のアレですが、結局これに尽きるよなぁ……、と思うツイートがありました。
同時多発冷蔵庫入庫事件は、みんながSNSをやって無かった時代には「なにかデカいことをやった」というのは仲間内で話して終わりだったのが、今は「デカいこと」はSNSへの発信がないとカタルシスがなかったり、そもそも事実と思われず終わるからなんだと思う。ネットから独立したリアルはもうない
— 木村裕之 (@kimura) August 30, 2013
これに加えて、ネットが「メディア」である、ということに対する意識の希薄さが背景にあるんでしょうね。
より正確には「ネット」よりも「WWW(World Wide Web)」と言った方がよいかも。
特にSNSの利用が広がってきたことで、この傾向が強くなっているんじゃないでしょうか。
別の記事↓でも書きましたが、フツーの人のSNS上での交流って、それほど広範囲にわたるものではありません。
SNSにもよりますが、ある程度相互に知っている人との交流が中心になっている場合がほとんどでしょう。
そうなると、ネットを「原理的に誰とでもつながることができるメディア」ではなく、「知人とコミュニケーションするためのツール/チャネル」と考えてしまっても仕方がないかと。
ネットリテラシーの問題、と言ってしまえばそれまでなんですが、果たしてどれだけの人が「ネットは万人に届く可能性のある強力なメディア」だというのを意識してるんですかね?
SNSで周りを見る限り、危うい人は結構多いんじゃないかと思うんですが……。
以上、自戒を込めて、大越でした。