かつてはメカニカルノイズの大きいカワサキのバイクに乗っていた大越です。
本格的にモブログをやっているワケではありませんが、外出時の隙間時間にブログ記事の下書きをしたり、出先でのメモ書きをしたりするのに、スマートフォンやタブレットである程度の量のテキストを入力することが増えてきました。
スクリーンキーボードでもそれなりの速度で入力はできるのですが、やはり気持ちよく書こうと思うと物理キーボードが欲しくなります。
持ち運びできるサイズのBluetoothキーボードとしてはリュウドの「RBK-2000BT3」を使っていたのですが、折りたたみ式なのでやはり剛性に難を感じます。
そこでエレコムの「TK-FBP030」を購入したのですが、これが失敗。
数字キーの列が手前の列とオフセットしていないので、記号の打ち間違いが頻発してしまいます。
特に音引き記号は日本語の文章を書くときにも使う頻度で高いので、このキーの打ち間違いには結構イライラしてしまいます。
で、別のBluetoothキーボードを検討しているのですが、なかなか「これ」というものがないんですよね……。
で、探しているうちに見付けたのが、代表的なメカニカルキーボードである「Majestouch」のテンキーレスBluetooth版。
Majestouchは以前使ったことがあり、機能的には非常に優れた製品だと思います。
しかし、私の場合にはタブレットとセットで使うことが前提なので、外出先で使うケースが多くなります。
そうなると、いろいろと問題が……。
まず、テンキーレスなところ以外はフルサイズのキーボードと変わらないので、持ち運ぶにはちとかさばります。
まぁ、この問題は(気合いで)解決できなくもないので、とりあえず措いておきましょう。
一番の問題は打鍵音。
そもそも、私がメカニカルキーボードを使うのを止めた理由が「打鍵音がどうしても気になる」から。
出先で使うとなると、打鍵音が周囲の人にどう聞こえるのかも気になりますが、自分で使うのと人が使っているのとでは聞こえ方が違ってきます。
検索したところ、Majestouchの各スイッチのモデルについて打鍵音を比べたブログ記事がありました。
このブログ記事で紹介されている動画の一部がこちら。
茶軸のMajestouch。
Happy Hacking Keyboard Professional 2(HHKB Pro2)。
自分がメインで使っているから、というひいき目を差し引いても、HHKB Pro2の打鍵音はちょっと別格、という感じがしますね。
ほぼ純粋にキー自体のカタカタという音だけで、非常に心地よく聞こえます。
これに対してMajestouchは、どうしてもスイッチの軸がこすれる音やクリック音が「ノイズ」として加わってきます。
まぁ、こういう「メカニカルノイズ」がある種の「味」になっている、というのは否定しません。また、よほどガシガシとキーを叩かない限り周りの人に迷惑をかけてしまうようなノイズでもありません。
ただ、自分の仕事用のツールとしてメインに使うにはちょっと……といったところ。
ホントはHHKB Pro2のBluetooth版が出てくれればいいんですけどね。
カーソルキーがなかったり、キー配列が独特だったりするので簡単にお勧めはできませんが、この「音」だけでもHHKB Pro2を買う価値があるのでは、と思ったりします。
おっと、HHKB Pro2と同じスイッチを使っているキーボードには「Realforce」もありましたね。
こちらはオーソドックスなキー配列。
お財布に余裕がある方は、このキーボードの「音」に酔ってみてはいかがでしょうか。