紆余曲折の上、ようやく組み上がった新しいPC。
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次はいよいよOSのインストールです。
何度も書いてきましたが、今回からUbuntuでの運用になります。
サポートは7月までになっていますが、ここは最新バージョンの13.10をインストールすることに。
32bitと64bitをどちらにするか迷いましたが、本家のubuntu.comのダウンロードページでデフォルトが64bitになっているのでこちらを選択。
別のマシンで起動することを確かめたライブDVDをUSB接続のDVDドライブに挿入して、電源を投入。
またもやトラブル? ディスクは正常なはずなのに起動せず……。
マザーボードの起動画面が出たところでF2を押してBIOS(UEFI)画面に入ります。
USB接続のDVDドライブを#1の起動ドライブに設定して、保存→起動続行。
しかし、DVDにはアクセスするものの、「ディスクが読めない」「データが壊れている」ってな意味のメッセージ(英語)が表示されて停止してしまいます。
何度かトライしても症状は変わらず。
別マシンでは起動するので、ディスクの問題ではないはずなのですが……。
で、ふと思ったのがDVDドライブを接続しているUSBポートの問題。
今回のマシン、前面に3つのUSBポートがあるのですが、1個がUSB 2.0、残り2個がUSB 3.0になっています。
USB 2.0で起動しなかったので、USB 3.0のポートに差し替えて同じように電源投入。
今度は起動しました!
迷路にはまりこむ前に問題が解決して助かりました。
これ、おそらくこのマザーボードのBIOS(UEFI)の仕様なのだと思われます。
ライブDVDのテストを行ったThinkpadではUSB 2.0のポートしかありませんが、正常に起動したので……。
インストールは楽勝! 起動は激速!
ライブDVDが起動してしまえば後は楽勝です。
「Ubuntu インストール」で検索をかけると、インストールの流れを説明してくれるサイトがいくつも見つかります。
ウィザードに従って必要な設定をしていきますが、インストールに使う言語、タイムゾーン、キーボードレイアウト、ログイン用アカウントなど、設定する項目は基本的にWindowsと同じ(Macはどうなのか知らない……)。
ささっと済ませてファイルのコピー→設定を待ちます。
インストールが終了したら再起動。
素のままのOSで、しかもSSDへのインストールなので当然ではあるんですが、起動が激速で感動しました。
おそらく電源スイッチを押してから10秒未満でしょう。
その後あれこれいじりましたが、それでも起動にかかる時間は20秒足らず。
これまではPCが起動するまでにトイレに行ってくることもできましたが、これからは無理になりそう。
とりあえずOSが入ってしまえば、後は試行錯誤を楽しみながらいじっていくことができます。
仕事を進めながらなのでボチボチとした歩みになりますが、ようやく「はじめの一歩」を踏み出せたので、これからじっくりと形にしていく予定です。