[U] アウトライン・プロセッサを使ってみる(その2)

アウトライン・プロセッサの使い方としては、

  • とりあえず、諸々のアイデアや備忘録的記録をいったん放り込んでおく
  • その際、ざっくりと整理しながら記録しておく
  • さらに突っ込んで考えた内容を、見出しにぶら下げる形で作っていく
  • 形がある程度まとまってきたら、相応のフォーマットのファイルに内容を移して仕上げる

という流れを個人的に考えている。

で、少なくとも1つめと2つめの項目は、隙間時間もうまくつかってできるようにしたい。
そうすると、スマホでorg-modeを扱えるようにする必要がでてくる。

Androidアプリとしては、MobileOrgOrgzlyというのがある。
MobileOrgの方は同期の手順がいろいろと面倒で、Dropboxでの同期ではエラーが出る、なんて話もあったりする。
そこで、Orgzlyの方を使ってみることにした。


同期は簡単

クロスプラットフォームで使う、ということは、当然複数のデバイス上で同じファイルを扱う訳で、ファイルの同期は簡単な方が良い。

Orgzlyの場合は、普通にデバイス側にファイルを持って、それを編集してDropboxに上げて同期する形になる。
(別のデバイス上で同じファイルを開いて編集していた場合、Dropboxの仕様上タイムスタンプの新しい方がアップされ、そうでない方は競合ファイルとして残る。したがって、正確に言えば「その時点で最新の編集内容が反映される」のであって、編集内容が「同期」される訳ではないが……)


サンプルファイルが便利

Orgzlyには、結構しっかりと作り込まれたサンプルファイルが付属している。

Android上のOrgzlyでそのサンプルファイルを開いたところ。
これをMacのemacsで開くと次のようになる。

org-modeの機能をあれこれと試して慣れるには、これをいろいろといじってみるのが良さそう。

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