メインマシンのUbuntuにはHHKB Pro2を接続して、Xmodmapで修飾キー(左Altキー。小指の付け根あたりで押している)とhjklキーの組み合わせでカーソルキーを移動できるようにしている。
かれこれ6年以上この設定で使っていて、快適すぎて他のキーレイアウトが考えられないくらいになっているのだが、先日Ubuntuを16.04から18.04にアップグレードした後に問題が発生。
カーソル移動はできるのだが、これとShiftキーを組み合わせて範囲選択をしたり、Ctrlキーを組み合わせて単語単位でカーソルを飛ばす、というのができなくなってしまった。
すべてのアプリケーションで効かないわけではないのだが、効かないアプリが普段ヘビーに使っているものばかりなので作業効率はガタ落ちである。
で、いろいろと試行錯誤をした末に解決したので、備忘録としてメモっておく。
問題が発生したのはデスクトップ環境「Xfce」上のみ。
Ubuntuのデフォルトデスクトップ環境では、Xfce上で上記のキーの組み合わせが効かないアプリでも問題は発生していない(全部確認したワケではないが……)。
なので、Xfceに問題の原因がある可能性が高い。
一瞬、デフォルトの環境に乗り換えようかとも思ったが、いろいろと環境整備が面倒くさそうなので、Xfceで解決の糸口を探ることに。
Google先生のお世話になりまくって見つけたのが↓の解決策。
「設定」→「キーボード」→「レイアウト」タブの「システムデフォルトを使用する」をON
推測だが、これがONになっていないと、Xmodmapで設定したキーバインドを使うときには、その他の修飾キーと組み合わせて使用しようとしても、「システムデフォルトじゃない」ので使えなくなっているんじゃなかろうか(このあたり、よくわからん……)。
とりあえず、意図通りのキー操作ができるようになったので一安心。