最近密かに注目しているブロガー、おおひがしさんが紙媒体に紹介されたようなのでシェア。
【親指シフト】”orzレイアウト の革新性” Macpeople に掲載されました。
おおひがしさんには3月の「ブロガーツアー」でお会いしたんですが、そのときにも「親指シフト」について暑く熱く語られてました。
仕事柄、キーボードは「酷使」と言っていいほど使い倒しています。なので、それにまつわる話をすることはこれまでもオン/オフ問わず結構ありました。
正直、そういうキーボード談義には食傷気味でした(詳細は別記事にて)。
しかし、本格的な「親指シフター」、それもこれだけ熱心な人に会ったのが初めてだったこともあり、新鮮かつ印象に残りましたねぇ。
おおひがしさんの「親指シフト」に対する愛の賜物、ということにしておきましょうか。
自分自身が使っていないので断定的なことは言えませんが、日本語の高速かな入力を考えると、親指シフトはかなり良い選択肢なんじゃないかと思います。
ほぼキーボードの中央3列と親指シフトキーだけで入力が可能なので、ホームポジションが崩れにくい、というのが大きなメリットですね。
かな入力なので当然「1文字(1音)1ストローク」で入力でき、打鍵数もローマ字入力より少なくできますし。
RSI(反復運動過多損傷)の予防にも効果がありそうです。
よく「かな入力はローマ字入力より打鍵回数が少なくなるので、手への負担が少なくなる」と言われます。
しかし、(親指シフトではない)普通のJIS配列キーボードでのかな入力については、これを鵜呑みにしない方が賢明です。
詳細は別記事にて。
親指シフト専用のキーボード(ハードウェア)の選択肢は限られていますが、JIS配列のキーボードには「親指シフト向き」と言われるものがちらほらとある模様。
(自分ではJIS配列のものを使わないのでまったく知りませんでした……)
これとエミュレータソフトを組み合わせればOKなはずなので、親指シフトでの入力環境を整えるのは思っていたより簡単なのかも。
とは言え、個人的には
「UNIX配列でのローマ字入力」
が自分のニーズにぴったり合っているんで、乗り換えることはありませんが。
入力する文を考えるペースとのバランスを考えると、これ以上入力速度を上げる必要もないので……。
以上、キーボードについて書くとついつい長くなってしまう大越でした。