iPhone 5s/5c発売の盛り上がりや、ネット上を行き交う話を話を観ていると、世の中の大半はスマートフォンになっているような気になるんですが、日本の普及率はまだ30%にも届いていないそうで。
私の周りでも、まだまだいわゆる「ガラケー」が幅をきかせてるんですよねぇ。
特に私の親世代では、やはり依然としてガラケー率は高いまま。
スマートフォンに乗り換えたとしてもキャリアメールをメインで使う人が少なからずいるようで、これがちょこちょこトラブルのタネになります。
先日は、スマートフォンに乗り換えたばかりの知人がトラブルに遭遇。
あるアドレスに送信はできるものの、そのアドレスから送られてきたメールへの「返信」ができない、とのこと。
キャリアメールって、基本的にキャリア独自の規格でスタートしているので、ブラックボックスの部分が大きくなってます。
なので、トラブルがあってもユーザー側で原因を突き止めて解決する、っていうのが難しいケースがほとんど。
まぁ、相談されてもどうしようもない、ということが多くなります。
しかし、ユーザーからすると「これだけいろいろと手を入れられるスマートフォンでなら……」と錯覚してしまう模様。
気持ちはわからなくもありませんが、相談をもちかけられる方としては割と困ります。
このあたり、携帯キャリアもそろそろ割り切った手を打ってくれないですかねぇ。
- キャリアメールを標準的なプロトコル(POP3 or IMAP)でのアクセスに対応させる
- キャリアメール専用アプリの提供を止める
ボチボチこれくらいは本腰入れてやってもいいんじゃないでしょうか。
SIMと強力に紐付けされているキャリアメールは、スマートフォンにはそぐわないサービスだと思うんですよね。
ドコモがiPhoneでもspモードメールのサービスを提供するみたいですが、また悪評紛々になるんじゃないかと心配してます。
以上、キャリアメールを全廃したいものの、いろいろのシガラミで踏み切れない大越でした。