オーディオ環境としてRaspberry PiにVolumioを載せて使っていたのだが、いろいろあってmoOde audioに乗り換えた。
VolumioのプラグインでSpotifyを再生すると、昼間は問題ないのだが夜になるとブチブチと途切れる。いろいろと試行錯誤したものの問題が解決しないので、OSをまるごと替えてしまおう、と思い立った。
オーディオ再生に特化したRaspberry Pi用のLinuxディストリビューションで、Volumioと並ぶ代表格なのがmoOde audio(以下「moOde」)。
Volumioではプラグインを入れなければ再生できないSpotifyが、デフォルトの機能で再生できる(Premiumアカウントが必要)。
moOdeもVolumioと同様に、公式サイトからイメージファイルをダウンロードしてmicroSDカードに書き込み、Raspberry Piに入れて起動すればOK。
「moOde audio インストール」あたりのキーワードで検索すると、具体的な手順を示したサイトがいくつもヒットする。
結果的には、Spotifyの音切れは(Volumioより多少はマシになったものの)解決には至らなかった。
どうも両者で使用されているSpotify再生用のライブラリ「librespot」の問題っぽいので、解決は難しそう。
参考: Raspberry Piを使ってSpotifyをheadlessで聞く
しかしmoOdeでは、Volumioでは有料版でなければ使えないBluetoothが使える。
以前は、Volumioでも非公式のプラグインを導入する方法でBluetoothを使えていたようなのだが、現在この抜け道は塞がれているっぽい(まぁ、有料版を使え、ってことなんでしょうな)。
参考: Raspberry Pi上のVolumioをBluetoothスピーカーで再生する
Bluetoothが使えれば、スマホで再生した音声をRaspberry Pi→DAC→アンプ→スピーカーの経路で聞くことができる。
ストリーミングのURLが公開されておらず、専用アプリでなければ聞けないラジオ(Radiko経由でしか聞けない日本のラジオ、韓国のラジオ放送など)もこれでOK。YouTubeもこの方法でいける。
今後はシステムをさらにスリムにするために、今はUSB接続のDACをI2S DACに置き換えようかなぁ、と画策中。