オーディオブックは他のことをしながら本が読める(聴ける)というのが大きなメリット。
よくあるのは通勤時間中に聴く、というケースだろう。ちょうどCOVID-19による外出自粛期間にあたっていて、公共交通機関を利用する機会はなかったが、車での移動は結構あったのでそのときに試してみた。
ツールその1: FMトランスミッター
最近のカーオーディオなら、最初からBluetoothでのオーディオ接続の機能を持つものが多いのだろうが、ウチのは通話関係の機能しかないので下記のFMトランスミッターを利用。
この製品、音源の入ったUSBメモリをUSBポートに接続すると、これをFMで飛ばして再生する、という機能もある。これはなかなか便利。
ツールその2: 周囲の音も聞こえるイヤホン
散歩中などに聴くのはイヤホン/ヘッドホンでOKなのだが、オーディオブックの場合は音楽を聞き流しているときよりも音に集中してしまう。
これは結構危険なので、周囲の音も適度に聞けるツールが望ましい。
選択肢のひとつとして骨伝導イヤホンがあるが、Amazonのレビューなどを見るとモノによって当たり外れがある上に、メガネとの干渉が不安。
そこで、下記の製品を買ってみた。
使ってみると、なかなか良い。
自宅周辺の散歩程度であれば、オーディオブックの内容がしっかり聞こえる一方で、周囲の音も適度に聞こえ、不安や危険を感じることはない。
人通りや交通量の多い街なかや、公共交通機関ではまだ使ってみていないが、Amazonのレビューを見る限りでは十分に使えそう。
当初、音量を上げてもよく聞こえないなぁ……、と思っていたら、意図せずにイコライザーがかかっていて、それを解除したらよく聞こえるようになった。普通のイヤホン/ヘッドフォンよりもイコライジングの効果が出やすいのかもしれない。
単純に「読書の方法のひとつ」として聴くか、英語学習の一環として聴くかで、どういう聞き方が望ましいかは変わってくると思う。
このあたりについては、また改めて書いてみたい。